きつい!汚い!危険!なイギリス映画 名付けて3Kホラー『0:34 レイジ34フン 』(ちょいネタバレあり)
- 2015/03/23
- 02:35

3K職場の
キツイ
キタナイ
キケン
という表現がありますが、この概念をホラー映画に当てはめてみるとこれまたいい感じの作品になるのではないか?
そう筆者が思わされたイギリス映画
『0:34 レイジ34フン』

出てくる意味不明な姿の殺人鬼はもとより、始まりから見せるシチュエーション設定がうまい!
いい意味で見るものへ不快感を与えてくれて、作品の怖さを盛り上げてくれます。
冒頭の見るからに不気味で、ウワッ汚なっ!て思う下水道のシーン。
深夜の地下鉄──。
そして最終電車を逃したはずがやってきた無人の電車。
しかし乗ったはいいが電車が止まり、閉鎖された深夜の駅構内に閉じ込められる主人公。
同じ電車に居合わせた下心むき出しの同僚が何者かに殺され、必死で主人公は電車から逃げて、トンネルをひた走ってはホームに向かう。
地上に上がり、出口を見つけるが当然シャッターは閉められ、もどかしくも外へは出られない。
もうこういうシチュエーションの作り方が単純ながらうまい!
そらこんな目に合えばコワいわ…。
普段は日常の身近な光景であるはずの地下鉄がなんとも別世界に映る。
そして唯一の頼り、警備員まで殺されるというあり様。
この殺人鬼はいったい何者?
とらえられ、閉じ込められた場所は体まで汚水にどっぷり浸かりこむ下水道。
この劣悪な状況で逃げ惑う。
いや、だからホントこいつ何者?
結局のところ、そこら辺は意味不明なまま終わる。
あまりその辺りを掘り下げた内容にしないのは演出の1つなのか。
だいぶ前の作品をたまたま見つけて観たが、とにかく退屈せずに観られるスリルがあるホラー作品です。
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