清水崇監督によるハリウッド映画最新作 『7500』
- 2015/07/26
- 22:02
ターミネーター熱が冷めやらぬまま、週末の2日目にまた映画館に足を運ぶ。
目的の映画はこれ。
『7500』
清水崇監督の新作来た!
『呪怨』シリーズ、『輪廻』『ラビット・ホラー』に、『魔女の宅急便』というホラーじゃない作品もチェックしてきたファンとして、今回も期待を胸にしていた新しいホラー作品。
しかも呪怨のハリウッド版に続く、清水監督によるハリウッド映画ということで、またどんなものか、気になっていました。
航空機内で起こる恐怖を描いたこの作品。
ハリウッド映画といっても、カメラワーク、フィルムの色彩からして清水監督の雰囲気が表れていてさすがです!
観ていてワクワクしたいところですが…。そのワクワクどころじゃない!怖いじゃないですかマジで!
映画館の音響の効果のせいでしょうか?やや効きすぎな冷房のせいでしょうか?
航空パニックホラーだけに、幽霊とは違うカラッとした恐怖感をイメージしていたのですが、これがいい具合に重々しい雰囲気で見せてくれます。
航空機というのが既に恐怖演出といっていいかもしれません。
あんな巨大な金属の物体が飛んでいて、しかもその間は中に閉じ込められているわけですから。
そこで異常な体調不良に襲われてる乗客がいて、ざわめいていたら、これまたちょっとコワいと思います。
不謹慎な言い方かもしれませんが、「なにごと?!」となります。
航空機と言わずとも、例えば新幹線であったとしても──。
急病人が出たという車内アナウンス。
自分のいる車両とは別で起きていて、詳しい様子はわからない。
搬送のため、途中の○○駅で停車するというアナウンス。
いつもは冷静に見える車掌の声の息が荒い。
○号車のトイレは事情により使えないというアナウンス。やはりその声の息が荒い。
なにごと?!!
急病人といっているけど、どんな状況だったのか?
はたまた見えないところで実のところ何があったんだ?と妙に想像力を働かせてしまいます─
──これ、筆者が旅行に行ったときに新幹線であった出来事です。
そういえば先日、新幹線内で焼身自殺があって無関係な女性まで巻き添えで死亡したニュースが記憶に新しいですね。
本来、安全に思われる場所、安全だと信じたい場所で起こる、死に直面するような出来事ってコワいと思います。
この『7500』という作品も、航空機という乗り物を使って、観る者の恐怖のツボをついているのではないかと思います。
是非とも映画館で楽しんでいただければと思います。
とらえ方によっては作品その物の質を否定してしまう言い方になりますが、映画館の大画面と大音量だからこそ助長される恐怖感というものがあります。
目的の映画はこれ。
『7500』
清水崇監督の新作来た!
『呪怨』シリーズ、『輪廻』『ラビット・ホラー』に、『魔女の宅急便』というホラーじゃない作品もチェックしてきたファンとして、今回も期待を胸にしていた新しいホラー作品。
しかも呪怨のハリウッド版に続く、清水監督によるハリウッド映画ということで、またどんなものか、気になっていました。
航空機内で起こる恐怖を描いたこの作品。
ハリウッド映画といっても、カメラワーク、フィルムの色彩からして清水監督の雰囲気が表れていてさすがです!
観ていてワクワクしたいところですが…。そのワクワクどころじゃない!怖いじゃないですかマジで!
映画館の音響の効果のせいでしょうか?やや効きすぎな冷房のせいでしょうか?
航空パニックホラーだけに、幽霊とは違うカラッとした恐怖感をイメージしていたのですが、これがいい具合に重々しい雰囲気で見せてくれます。
航空機というのが既に恐怖演出といっていいかもしれません。
あんな巨大な金属の物体が飛んでいて、しかもその間は中に閉じ込められているわけですから。
そこで異常な体調不良に襲われてる乗客がいて、ざわめいていたら、これまたちょっとコワいと思います。
不謹慎な言い方かもしれませんが、「なにごと?!」となります。
航空機と言わずとも、例えば新幹線であったとしても──。
急病人が出たという車内アナウンス。
自分のいる車両とは別で起きていて、詳しい様子はわからない。
搬送のため、途中の○○駅で停車するというアナウンス。
いつもは冷静に見える車掌の声の息が荒い。
○号車のトイレは事情により使えないというアナウンス。やはりその声の息が荒い。
なにごと?!!
急病人といっているけど、どんな状況だったのか?
はたまた見えないところで実のところ何があったんだ?と妙に想像力を働かせてしまいます─
──これ、筆者が旅行に行ったときに新幹線であった出来事です。
そういえば先日、新幹線内で焼身自殺があって無関係な女性まで巻き添えで死亡したニュースが記憶に新しいですね。
本来、安全に思われる場所、安全だと信じたい場所で起こる、死に直面するような出来事ってコワいと思います。
この『7500』という作品も、航空機という乗り物を使って、観る者の恐怖のツボをついているのではないかと思います。
是非とも映画館で楽しんでいただければと思います。
とらえ方によっては作品その物の質を否定してしまう言い方になりますが、映画館の大画面と大音量だからこそ助長される恐怖感というものがあります。
- テーマ:映画
- ジャンル:映画
- カテゴリ:ホラー映画
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