消費税が上がったらこんな道もありかも?本当に必要なモノとは…『365日のシンプルライフ』
- 2016/01/08
- 02:55

2017年の4月に消費税が10%に上がるわけですが、こりゃますます買い物などの消費に躊躇してしまいますね。
高額な買い物だとホント……。
増税直前になるといろんなお店で「買うなら今のうち」アピールを正直ウザいくらい目や耳にするのでしょう。
こんなときに考えてしまうのが、自分に本当に必要なモノとは何か?本当に割りにあっている出費とは何か?
このフィンランド映画は別に出費を減らすためではなく、失恋した主人公が人生で大切なものとは何かを見つけ出すために、家にある物を倉庫にしまって、必要最低限の物だけで生活しようという内容です。
『

"ミニマリスト"ってことか──て、観たら、冒頭からおいおい!
マジで何もない!
ガランとした部屋のフローリングで裸。ブランケット1枚で寝るとかやりすぎだろ!
そしてそのままというわけではなく、必要に感じた物を少しずつ倉庫から取り出して、本当に必要な物は何かを検証していくのです。
しかしすごいのはもう1つ。
──1年間物をいっさい買わない───。
こりゃハードル高いわ!
しかし、主人公を悩ます試練が。
新しく出会った恋人の冷蔵庫が故障してしまう。
できれば買ってあげたい…でも自分に課せたルールがある──。
さあどうする?ということなんですが。
まあここまでやるわけではないですが、我々も日々の暮らしの中で時々見直したいものです。
買ったはいいが、結局使わずじまいでホコリをかぶった物って結構あるのではないでしょうか?
私は目新しい服などを見るとつい欲しくなるのですが、値札を見つつ「高っ!」てなったら考えます。
そういえば去年買ったのが衣装ケースの奥底に眠ってるなと。
まずはそれらを着こなすことからだと。
それでも欲しければ買いたすけど、果たしてこんな値段で買うに値するのか?
もっと安いのはないか…いやいや、長持ちさせたい物ならあえてここで高いのを買っておこうとか、あれこれ考えます。
最近は部屋の中の不必要な物を整理しつつ、浪費されるのに加えて物が増えること自体が不快に思えたりするときがあって買い物を躊躇したりします。
こう思えるようになったのはしめたものなのかもしれません。
ところでですが、今は不況でバブル時代の暮らしは裕福だったように考えてしまいがちですが──よく考えてみれば今のパソコンやらスマホやらタブレットやらを所有している我々をバブルの時代の人々から見ると、
実は裕福に見えるのではないでしょうか。
お金と聞いて紙切れだけを思い浮かべてしまうとそうはいかないでしょうけど、GDPという見方をすれば、今のほうがすごいですよね?
あ、そうそう、1年間何も買わないといっても、食べ物とかはやっぱ買わないといけないですね。
身内や友人に恵んでもらう訳にはいきません。
ツイッターもよろしく!↓
https://twitter.com/ongaku_eiga

【追記】──結果的に2017年現在、10%への増税には至りませんでした。
とはいえ、衝動的に買ったのはいいものの、使わずにホコリをかぶっているなんていうような物であふれかえってしまうのも虚しいものです。
この映画の主人公のやり過ぎ感は否めません。
しかし、本当に必要な物とそうでない物を見極めて、何よりもムダに物を買いすぎないことが、快適な生活にも経済的にも良いことには変わりませんね!
かくいう私も…おっと!
結構いらない物がたまってしまっているので処分しないと…。
- 関連記事
-
- 2016年に入って早くも1ヶ月!注目の映画最新作!
- マイケル・ベイとジェイソン・ブラムのタッグ! 『パージ』&『パージ:アナーキー』
- 消費税が上がったらこんな道もありかも?本当に必要なモノとは…『365日のシンプルライフ』
- 日常空間が悪夢に!舞台設定がユニークなシチュエーションスリラー映画
- ★ナチス題材映画いろいろ!②──史実を基にした作品たち