私が好きなアル・パチーノのイメージはここにあり! 『セント・オブ・ウーマン 夢の香り』
- 2016/03/28
- 19:15
アル・パチーノが出演している映画すべてを観たわけではないけど、彼が出演している名作の中で私が最も記憶に残っている映画がこちら、
『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』(1992年 マーティン・ブレスト監督)


セント・オブ・ウーマン/夢の香り [Blu-ray][→Amazon]
気難しい盲目の退役軍人と全寮制の名門高校に通う苦学生との友情を描いた作品です。
──全寮制の名門高校に奨学金で入学した苦学生チャーリー(クリス・オドネル)。
感謝祭の週末に故郷のオレゴンに帰るための旅費を稼ぐためにアルバイトをすることに。
そのアルバイトとは、姪一家の休暇旅行への同伴を拒否する盲目の退役軍人フランク・スレード中佐(アル・パチーノ)の世話をすること。
気難しい中佐に戸惑うチャーリーだが、世話を引き受けることに。
感謝祭の前日、チャーリーは同級生が校長の愛車にイタズラする準備を目撃する。
イタズラは実行され、激怒した校長から、犯人を明かせばハーバード大学へ推薦、断れば退学という二者択一を迫られる。
そんな中、チャーリーは中佐に強引にニューヨークへ連れ出され、とある"計画"の手助けをしろと言われる──。
この映画に登場するアル・パチーノが気難しい人物ながら渋くて魅力的です。
中盤で踊るタンゴのシーンは息を呑むほどに男の渋さが表現されています。
そんな姿とは裏腹にどこか孤独で人生に絶望している盲目の退役軍人──。
チャーリーとの出会いで新たな希望を持ち始めます。
そんな彼がチャーリーを助けるためにラストで聴かせる演説は、これまた息を呑むすばらしさで、思わず心の中で拍手が湧きます。
この役でさすが、アル・パチーノはアカデミー賞主演男優賞を受賞しただけあります。
1979年の法廷を舞台にした映画『ジャスティス』のラストで、対立している判事に怒りをぶつける声が印象的でした。
この『セント・オブ・ウーマン──』の、チャーリーと初めて出会うシーンで叫ぶシーンでも重なるものがあります。
それでいて、もう1つ私が印象に残っている映画『インサイダー』では抑えた人物像の番組プロデューサーを演じていて、こちらも好きですね。
ラッセル・クロウが演じるタバコメーカーの研究開発担当とともに、会社の不正を告発するべく奮闘する姿に魅せられます。
ロバート・デ・ニーロと共演した『ヒート』では、ギャングのボスと互いに共感しつつも対決するシーンで緊張感を放った演技を見せていました。
作品そのものはサスペンス要素が効いていておもしろかったのが『インソムニア』ですが、こちらは不正を働いてしまう刑事の役で、私が好きなアル・パチーノのイメージとはかけ離れています。
やや怪しげな人物を演じていた『リクルート』や、ジョニー・デップとの共演でアウトローな役だった『フェイク』辺りになると、正直もう一度見直さないと内容をはっきり思い出せないです。
ただいずれにしても、どちらかと言えばジャスティス(正義)な役や渋い大人の役をしているときのアル・パチーノが個人的には好きですね。
言い出せばどれも渋いですが…。
彼の主演映画で未だに観ていないのが、認識している限りでは以下の2作品
『ゴッドファーザー』シリーズと『スカーフェイス』
やはりこの2つも名作だけにチェックしておくべきか…。


セント・オブ・ウーマン 夢の香り (字幕版)[→Prime Video]
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https://twitter.com/ongaku_eiga
『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』(1992年 マーティン・ブレスト監督)

気難しい盲目の退役軍人と全寮制の名門高校に通う苦学生との友情を描いた作品です。
──全寮制の名門高校に奨学金で入学した苦学生チャーリー(クリス・オドネル)。
感謝祭の週末に故郷のオレゴンに帰るための旅費を稼ぐためにアルバイトをすることに。
そのアルバイトとは、姪一家の休暇旅行への同伴を拒否する盲目の退役軍人フランク・スレード中佐(アル・パチーノ)の世話をすること。
気難しい中佐に戸惑うチャーリーだが、世話を引き受けることに。
感謝祭の前日、チャーリーは同級生が校長の愛車にイタズラする準備を目撃する。
イタズラは実行され、激怒した校長から、犯人を明かせばハーバード大学へ推薦、断れば退学という二者択一を迫られる。
そんな中、チャーリーは中佐に強引にニューヨークへ連れ出され、とある"計画"の手助けをしろと言われる──。
この映画に登場するアル・パチーノが気難しい人物ながら渋くて魅力的です。
中盤で踊るタンゴのシーンは息を呑むほどに男の渋さが表現されています。
そんな姿とは裏腹にどこか孤独で人生に絶望している盲目の退役軍人──。
チャーリーとの出会いで新たな希望を持ち始めます。
そんな彼がチャーリーを助けるためにラストで聴かせる演説は、これまた息を呑むすばらしさで、思わず心の中で拍手が湧きます。
この役でさすが、アル・パチーノはアカデミー賞主演男優賞を受賞しただけあります。
1979年の法廷を舞台にした映画『ジャスティス』のラストで、対立している判事に怒りをぶつける声が印象的でした。
この『セント・オブ・ウーマン──』の、チャーリーと初めて出会うシーンで叫ぶシーンでも重なるものがあります。
それでいて、もう1つ私が印象に残っている映画『インサイダー』では抑えた人物像の番組プロデューサーを演じていて、こちらも好きですね。
ラッセル・クロウが演じるタバコメーカーの研究開発担当とともに、会社の不正を告発するべく奮闘する姿に魅せられます。
ロバート・デ・ニーロと共演した『ヒート』では、ギャングのボスと互いに共感しつつも対決するシーンで緊張感を放った演技を見せていました。
作品そのものはサスペンス要素が効いていておもしろかったのが『インソムニア』ですが、こちらは不正を働いてしまう刑事の役で、私が好きなアル・パチーノのイメージとはかけ離れています。
やや怪しげな人物を演じていた『リクルート』や、ジョニー・デップとの共演でアウトローな役だった『フェイク』辺りになると、正直もう一度見直さないと内容をはっきり思い出せないです。
ただいずれにしても、どちらかと言えばジャスティス(正義)な役や渋い大人の役をしているときのアル・パチーノが個人的には好きですね。
言い出せばどれも渋いですが…。
彼の主演映画で未だに観ていないのが、認識している限りでは以下の2作品
『ゴッドファーザー』シリーズと『スカーフェイス』
やはりこの2つも名作だけにチェックしておくべきか…。

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