オーランド・ブルームが演じる性格ワルいバンドのボーカル! 『シンパシー・フォー・デリシャス』
- 2016/10/17
- 00:34
オーランド・ブルームは個人的に好きな俳優なんですが…。
しかし彼が出演している映画で実際に観た作品はあまり多くない私。
やはり観たいと思う映画の決め手は、出演者よりも作品そのものへの興味だったりします。
そして、ふと思い返すとオーランド・ブルームがしっかりと主演になっている作品もあまり知らない気が…。
パッと思い浮かぶのはリドリー・スコット監督の『キングダム・オブ・ヘブン』
こちらは作品としても良かった記憶があります!
彼を好きになるきっかけとなった『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズも、ほぼ主役級ですが、やはりあちらはジョニー・デップの作品ですよね。
『ロード・オブ・ザ・リング』のレゴラスも魅力的な役柄でしたが、あちらはもちろんイライジャ・ウッドです。
こうして例をあげてみると──
私がさっきから口にしている、彼の出演作品はみんな弓矢とか剣で戦うような類の作品ばかりです。
というわけでわたくし、オーランド・ブルームに関してはニワカです…。
とわいえ、そんな「彼が主演じゃない」作品なりにも、オーリーの魅力には変わりないという認識もあるのは確かです。
その弓矢とか剣で戦う役というのもやっぱカッコいいですよね?
"貴公子"的な甘いマスクだからなおさらなのでしょう。
日本でも名が知れ始めたころは、やはりそういう役がイメージに焼き付いていました。
さて、そんなオーランド・ブルームが"主演じゃない"映画──、
そして弓矢とか剣で戦う類じゃない映画で、私の印象に残っている作品があります。
『シンパシー・フォー・デリシャス』(2010年 監督:マーク・ラファロ 出演:クリストファー・ソーントン、オーランド・ブルーム 他)


シンパシー・フォー・デリシャス [DVD][→Amazon]
上記の通り、オーランド・ブルームが主演じゃありません。
にも関わらず、日本におけるプロモーションの酷いこと…。
あたかもオーリーが主演であるかのようなジャケ。
それでも評価できるのは、主演じゃないとわいえ、オーランド・ブルームがそれまでにはなかったはじけた役をやっているところです。
【あらすじ】──かつてはDJとして活躍していたが、事故で下半身が麻痺し、車内で路上生活をしているディーン(クリストファー・ソーントン)。
彼には人を治癒する力がありながら、自分の体は治癒できなかった。
その力で富と名声を手に入れようと、ステイン(オーランド・ブルーム)がボーカルを務めるロックバンドに加わる。
ステージではディーンの治癒能力のために作られた曲が演奏され、病気や障害を抱える者たちがオーディエンスの前で次々と治癒されていくが。──
このオーリーが演じるロックバンドのボーカルがなんとも傲慢で性格ワルい!
そしてこんなオーリーもあっていいではないか!
ジャケの真ん中にいるべきなのは本来、主演のクリストファー・ソーントンであるべきなのは変わらないでしょう。
ただ、この作品に登場するオーランド・ブルームは確かに存在感あります!
それだけでも観ごたえある作品だと思います。
そしてストーリーの方はというと、最後に主軸になってくるのはロックバンドではなく、クリストファー・ソーントンが演じるディーンの心の変化です。
作品の監督でもあるマーク・ラファロが演じる神父ジョーは、ディーンの力を不自由な人たちのために使おうとします。
そんな彼が主人公ディーンに与える影響──。
そして心あたたまるラストへと向かいます。
洋画の日本公開向けのポスターやプロモーションは、真の映画好きから批判されまくっています。
そして私も「これおかしいだろ!」と言いたくなることがよくあります。
この作品もロックバンドが夢を追うサクセスストーリー…のように見せかけたキャッチコピーですが──。
そのおかげで、良く言えばネタバレしないことに一役かっているかもしれません…。
いずれにしても作品自体は良作といえる内容なので、観ていない方──特にオーランド・ブルームのファン──であれば観ておきたいところです。
さっきから述べていますが、主演は飽くまでクリストファー・ソーントンですよ!
ツイッターもよろしく!↓
https://twitter.com/ongaku_eiga
しかし彼が出演している映画で実際に観た作品はあまり多くない私。
やはり観たいと思う映画の決め手は、出演者よりも作品そのものへの興味だったりします。
そして、ふと思い返すとオーランド・ブルームがしっかりと主演になっている作品もあまり知らない気が…。
パッと思い浮かぶのはリドリー・スコット監督の『キングダム・オブ・ヘブン』
こちらは作品としても良かった記憶があります!
彼を好きになるきっかけとなった『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズも、ほぼ主役級ですが、やはりあちらはジョニー・デップの作品ですよね。
『ロード・オブ・ザ・リング』のレゴラスも魅力的な役柄でしたが、あちらはもちろんイライジャ・ウッドです。
こうして例をあげてみると──
私がさっきから口にしている、彼の出演作品はみんな弓矢とか剣で戦うような類の作品ばかりです。
というわけでわたくし、オーランド・ブルームに関してはニワカです…。
とわいえ、そんな「彼が主演じゃない」作品なりにも、オーリーの魅力には変わりないという認識もあるのは確かです。
その弓矢とか剣で戦う役というのもやっぱカッコいいですよね?
"貴公子"的な甘いマスクだからなおさらなのでしょう。
日本でも名が知れ始めたころは、やはりそういう役がイメージに焼き付いていました。
さて、そんなオーランド・ブルームが"主演じゃない"映画──、
そして弓矢とか剣で戦う類じゃない映画で、私の印象に残っている作品があります。
『シンパシー・フォー・デリシャス』(2010年 監督:マーク・ラファロ 出演:クリストファー・ソーントン、オーランド・ブルーム 他)

上記の通り、オーランド・ブルームが主演じゃありません。
にも関わらず、日本におけるプロモーションの酷いこと…。
あたかもオーリーが主演であるかのようなジャケ。
それでも評価できるのは、主演じゃないとわいえ、オーランド・ブルームがそれまでにはなかったはじけた役をやっているところです。
【あらすじ】──かつてはDJとして活躍していたが、事故で下半身が麻痺し、車内で路上生活をしているディーン(クリストファー・ソーントン)。
彼には人を治癒する力がありながら、自分の体は治癒できなかった。
その力で富と名声を手に入れようと、ステイン(オーランド・ブルーム)がボーカルを務めるロックバンドに加わる。
ステージではディーンの治癒能力のために作られた曲が演奏され、病気や障害を抱える者たちがオーディエンスの前で次々と治癒されていくが。──
このオーリーが演じるロックバンドのボーカルがなんとも傲慢で性格ワルい!
そしてこんなオーリーもあっていいではないか!
ジャケの真ん中にいるべきなのは本来、主演のクリストファー・ソーントンであるべきなのは変わらないでしょう。
ただ、この作品に登場するオーランド・ブルームは確かに存在感あります!
それだけでも観ごたえある作品だと思います。
そしてストーリーの方はというと、最後に主軸になってくるのはロックバンドではなく、クリストファー・ソーントンが演じるディーンの心の変化です。
作品の監督でもあるマーク・ラファロが演じる神父ジョーは、ディーンの力を不自由な人たちのために使おうとします。
そんな彼が主人公ディーンに与える影響──。
そして心あたたまるラストへと向かいます。
洋画の日本公開向けのポスターやプロモーションは、真の映画好きから批判されまくっています。
そして私も「これおかしいだろ!」と言いたくなることがよくあります。
この作品もロックバンドが夢を追うサクセスストーリー…のように見せかけたキャッチコピーですが──。
そのおかげで、良く言えばネタバレしないことに一役かっているかもしれません…。
いずれにしても作品自体は良作といえる内容なので、観ていない方──特にオーランド・ブルームのファン──であれば観ておきたいところです。
さっきから述べていますが、主演は飽くまでクリストファー・ソーントンですよ!
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