『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』 ハリウッド実写版公開記念Blu-ray──白いジャケットいい感じです!
- 2017/04/07
- 01:48
攻殻機動隊のハリウッド実写版『ゴースト・イン・ザ・シェル』がいよいよ公開ですね!
草薙素子(少佐)を演じるのがスカーレット・ヨハンソンであることが初めて発表された当初は、日本人女性を白人女優が演じることへ賛否両論でした。
今でも納得いかない人もたぶんいるでしょうけど、とにかく彼女の演じる「少佐」をまずは実際に観てからあれこれ言いたいところです。
そしてもう1人楽しみなキャストが、荒巻を演じるビートたけしです。
押井守の劇場版アニメ『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』が公開された1995年──。
これと同じ年に彼は『JM』というキアヌ・リーブス主演の近未来SF作品でハリウッド映画初出演をしています(→記事参照)。
聞いてる限りでは、『ゴースト・イン・ザ・シェル』の劇中ではビートたけしは英語を使わない(もしくは使う場面が少ない?)そうですが──
このキアヌ・リーブスと共演した『JM』では日本のヤクザの組長タカハシ役で、なんともぎこちない英語をしゃべるシーンがあります。
それがかえって自然なカッコよさが出ていていいと個人的には思います。
いずれも"世界の北野"と言われながらも、海外に媚びすぎない潔い姿勢が感じられます。
さて、先ほど述べた1995年の押井守監督作品『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』なんですが、今までにもDVDやBlu-rayとして発売されていました。
そして今回、ハリウッド実写版の公開記念として改めてBlu-rayが出ました。
私は北米版のほうを既に持っているのですが、──

(これですね↑)
──思わずこちらハリウッド実写版公開記念Blu-rayも予約注文で購入しちゃいました!


Blu-ray [→Amazon]
内容は基本的に同じなんですけどね!
ただ、それまで発売されたのより映像やら音声が良くなっていたらなという少なからずの期待もしつつ、中身を観てみたいと思います。
続編『イノセンス』のBlu-rayも持っていることだし、これでもしハリウッド実写版が良くなかったとしてもコワくない!
そう胸を張れそうです。
20年以上も前に公開されたこの劇場版アニメなんですが、私は比較的最近になって初めて観ました。
しかしそれでも斬新なアニメ映画だなと驚かされ、すっかりその世界にのめり込んでしまいました。
脳以外はサイボーグである草薙素子が「自分」とは何か?
どこまでを「自分」と言えるのか思い悩む場面。
サイバーテロリストの人形使いが「私は情報の海で発生した生命体だ」と主張し、生命とは何かを考えさせる問題提起。
人工知能が目覚ましく発展していく現在において、関連の問題をテーマにした作品があちこちで作られていますが、それを20年以上も前に先取っていたことが感慨深いです。
(ちなみに人形使い本人は自分を「A.I.」じゃないと言っています。)
そしてその世界観を伝える映像と音楽もすばらしいの一言です。
オープニングからしてめちゃくちゃカッコいいんです!
そういうところも含めて何度も観たくなる作品なんですね!
だからこそこうしてソフト化されるとうれしくて買わずにはいられない気持ちになります。
まだ攻殻機動隊を観たことないという人にも、このハリウッド実写版の公開をきっかけに、そのすばらしさを知っていただけたらと思います。
──というわけで購入したBlu-rayです。

↑白いジャケットがいいかんじです。



↑ブックレットには公開年の1995年という時代背景に触れつつ作品の世界観が語られています。
特典などは過去に発売された内容に、少し手を加えた程度のようです。
"ハリウッド実写版公開記念"というのを前面に出した内容というわけではないです。
ただ、過去に発売されたBlu-rayは北米版のほうが安くて映像が良いという評価があるようで、国内版でこういう機会に発売されたなら、やはり映像など良くなっていたらいいなと思います。
この記事を書いた時点でまだ再生していないので、観るのが楽しみです!


Blu-ray [→Amazon]


[→Prime Videoでレンタル]


(映像特典付) [→Prime Videoで購入]
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https://twitter.com/ongaku_eiga
草薙素子(少佐)を演じるのがスカーレット・ヨハンソンであることが初めて発表された当初は、日本人女性を白人女優が演じることへ賛否両論でした。
今でも納得いかない人もたぶんいるでしょうけど、とにかく彼女の演じる「少佐」をまずは実際に観てからあれこれ言いたいところです。
そしてもう1人楽しみなキャストが、荒巻を演じるビートたけしです。
押井守の劇場版アニメ『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』が公開された1995年──。
これと同じ年に彼は『JM』というキアヌ・リーブス主演の近未来SF作品でハリウッド映画初出演をしています(→記事参照)。
聞いてる限りでは、『ゴースト・イン・ザ・シェル』の劇中ではビートたけしは英語を使わない(もしくは使う場面が少ない?)そうですが──
このキアヌ・リーブスと共演した『JM』では日本のヤクザの組長タカハシ役で、なんともぎこちない英語をしゃべるシーンがあります。
それがかえって自然なカッコよさが出ていていいと個人的には思います。
いずれも"世界の北野"と言われながらも、海外に媚びすぎない潔い姿勢が感じられます。
さて、先ほど述べた1995年の押井守監督作品『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』なんですが、今までにもDVDやBlu-rayとして発売されていました。
そして今回、ハリウッド実写版の公開記念として改めてBlu-rayが出ました。
私は北米版のほうを既に持っているのですが、──

(これですね↑)
──思わずこちらハリウッド実写版公開記念Blu-rayも予約注文で購入しちゃいました!

内容は基本的に同じなんですけどね!
ただ、それまで発売されたのより映像やら音声が良くなっていたらなという少なからずの期待もしつつ、中身を観てみたいと思います。
続編『イノセンス』のBlu-rayも持っていることだし、これでもしハリウッド実写版が良くなかったとしてもコワくない!
そう胸を張れそうです。
20年以上も前に公開されたこの劇場版アニメなんですが、私は比較的最近になって初めて観ました。
しかしそれでも斬新なアニメ映画だなと驚かされ、すっかりその世界にのめり込んでしまいました。
脳以外はサイボーグである草薙素子が「自分」とは何か?
どこまでを「自分」と言えるのか思い悩む場面。
サイバーテロリストの人形使いが「私は情報の海で発生した生命体だ」と主張し、生命とは何かを考えさせる問題提起。
人工知能が目覚ましく発展していく現在において、関連の問題をテーマにした作品があちこちで作られていますが、それを20年以上も前に先取っていたことが感慨深いです。
(ちなみに人形使い本人は自分を「A.I.」じゃないと言っています。)
そしてその世界観を伝える映像と音楽もすばらしいの一言です。
オープニングからしてめちゃくちゃカッコいいんです!
そういうところも含めて何度も観たくなる作品なんですね!
だからこそこうしてソフト化されるとうれしくて買わずにはいられない気持ちになります。
まだ攻殻機動隊を観たことないという人にも、このハリウッド実写版の公開をきっかけに、そのすばらしさを知っていただけたらと思います。
──というわけで購入したBlu-rayです。

↑白いジャケットがいいかんじです。



↑ブックレットには公開年の1995年という時代背景に触れつつ作品の世界観が語られています。
特典などは過去に発売された内容に、少し手を加えた程度のようです。
"ハリウッド実写版公開記念"というのを前面に出した内容というわけではないです。
ただ、過去に発売されたBlu-rayは北米版のほうが安くて映像が良いという評価があるようで、国内版でこういう機会に発売されたなら、やはり映像など良くなっていたらいいなと思います。
この記事を書いた時点でまだ再生していないので、観るのが楽しみです!



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